瑠華さん目当てで振り返る男達が、私をにらんできたりするので、それも軽いストレスになる。
(これは一刻も早く、瑞希お兄ちゃんにお会いして癒されなければ!!)
そう思いながら、ベタベタしてくる瑠華さんと歩けば、目的地に到着した。
「着いた!瑞希お兄ちゃんの勤務先!!」
「いつ来ても、オシャレなカフェだわぁ~♪」
「そりゃあ、雑誌にも取り上げられたほどだからね~♪」
「うははははは!!」
(瑞希お兄ちゃん!瑞希お兄ちゃん!!瑞希お兄ちゃん!!!)
はやる気持ちを抑えながら、お店の中に入る。
「あん!りっちゃん、急に早歩きになるぅ~」
「凛たん、女性に歩くペースを合わせてあげないと、女に優しくない男だと瑞希が幻滅するぞ~?」
「え!?それは困ります!瑠華さん、早歩きしてすみませんでした!瑞希お兄ちゃんに怒られないために、エスコートします!」
「・・・素直に喜べない口説き文句ね?」
「うははははは!!」
瑠華さんが不機嫌になったけど関係ない。
瑠華さんの歩幅にあわせながら歩く。
寄りかかって来られたが、もうすぐ瑞希お兄ちゃんに会えると思えば耐えられた。
〔★瑠華のアピール、凛には無効だ★〕
(神様!!早く瑞希お兄ちゃんに会わせて下さーい♪)
ホールにいることを願いながら、お店の扉を開いた。
「いらっしゃいませ―――――――――――――って、凛!?」
(ビンゴぉぉぉぉぉ!!!)
神様は私の味方をしてくれた!!
出迎えてくれたのは、瑞希お兄ちゃんだった。
「こんばんは!!瑞希お兄ちゃん!!来ちゃいました♪」
「私がおねだりしました♪」
「俺はそんな2人と+@のATM♪」
「うははははは!!+‘でぇーす!!」
「烈司さん!割り勘にするって言ったじゃないですか!?あ、でも!瑠華さんの分は僕が払いますから、お金使わないで下さいね!?」
「ダメよ、りっちゃん。男女平等の時代に、平成男しないでよ。今は、令和の時代なんだから。」
「女性は身だしなみにお金がかかるでしょう?瑠華さんには、キレイでいてほしいのです。」
「まあ♪うふふふ・・・嬉しいこと言ってくれるのね。チュ♪」
「ちょ、瑠華さん!?」
瑞希お兄ちゃんの前で、シルキロールの上から私のほっぺにキスすると、妖艶な笑みを受け場ながら瑠華さんは言った。


