彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)




「あら~どうしたのぉ~凛ちゃん?お顔、真っ赤っかだけどぉ~想像しちゃった~?」
「す、すみません!想像しました!」
「キャハハハハ!正直に答えなくていいのにぃ~!まあ、そこが凛ちゃんのいいところだけどね♪」



楽しそうに笑うと、再び額にチュ♪と、キスしてくるモニカちゃん。



「なぜ・・・お別れに?」
「あたしをATMにしたからよ!」
「えーてぃえむ?」
「つーまーりー!あたしのお金目当て!体を鍛える物を買ってくれって言ううちは、あたしにもリターンがあるから貢ぐけど、高級ブランドとかとなると話は別よ!マッチョな男のブランド価値はその肉体美だもん!」
「モニカはこだわりが強いからなぁ~」
「お金目当てでしたか・・・別れられてよかったですね。」
「まあね。言うこと聞かせようと、暴力を振るってきたけどぉ~あたしの方が強いから返り討ち♪」
「でしょうね。」
「あーあ!やっぱり付き合うなら、自分より強い男がいいわぁ~」

「わかります。」

(その点は、私、クリアしてるよね。瑞希お兄ちゃんの方が、私より強いもん♪)

「でもぉ~守ってあげたくなるような子も捨てがたいのよねぇ~凛ちゃんみたいな♪」
「え?僕?」
「そう♪凛ちゃん、モニカちゃんが女性の身体になったら、モニカちゃんの処女をもらってくれるぅ~?」

「え!?できないですよ!!」

(女同士でどうしろというの!?てか、私の純潔は瑞希お兄ちゃんに捧げると決めてるの!!)

「モニカちゃん、ご自分を大事にして下さい!!」
「あん♪怒られちゃったぁ~♪本気だったのにぃ~♪」
「やめとけモニカ。凛たんは一途なタイプだぞ。」
「そうは思えるけどぉ~凛道ガールを持ってる一面もあるじゃない?」
「凛から手を出す真似はしてねぇ!!あくまで、友達以上恋人未満の彼女候補だよ!!」
「は!?彼女候補なわけないでしょう!?誰がそん―――――――――!?」



そんなことを言うのか問いただそうとして、言葉が途切れた。
だって、そう発した声は、私の大好きな声だったから。