「ちょ、つなぐ!!胸周辺を触らないで下さい!!」
(おっぱいをさらしで隠してるのが、バレるバレる!!)
慌てる私をよそに、うっとりとした目で私を見ながらつなぐはささやく。
「え~♪乳首が性感帯なんですかぁ~我が君―♪俺、いつでも性的なご奉仕しますよぉー♪」
「おバカ!!凛ちゃんに性的な教育をするのは、あたしの仕事よ!!おこちゃまは引っ込んでなさい!!」
「お言葉を返すようですが~これで経験豊富でーす♪我が君~♪」
「だから俺の胸をまさぐるなっ!!モニカちゃんも破廉恥なことを言わないで下さい!!」
「つーか、凛がつぶれるから両方離れろっ!!引き離せ、烈司!皇助!」
「了解、初代総長~」
「わははは!軽いぜひよっこ~!!」
「あん!?なにすんのよ、れーちゃん!?」
「ああー百鬼先輩の前では、なすすべナシ、かー・・・・」
瑞希お兄ちゃんの号令で、素早く烈司さんがモニカちゃんを、百鬼がつなぐを私から引き離してくれた。
「大丈夫か、凛!?」
「瑞希お兄ちゃーん!」
カップを持っている相手にかけよれば、片手で抱き寄せてくれた。
(やったぜ、役得!!)
「あー!?みーちゃんばっかり、凛ちゃんを独り占めしてズルーい!!」
「同感ですね。嫉妬を抑えられません。」
「うっせー!凛は俺の弟だからいいんだよ!ほら、凛!『カッフェ・ドルゾ』だ!」
「ありがとうございます、瑞希お兄ちゃん♪」
瑞希お兄ちゃんから受け取り、瑞希お兄ちゃんの腕の中でホッとドリンクを飲む私。
「うははは!さむぅー!瑞希はーん!わしにもあったかいドリンクくださーい!!」
「お、来たなヤマト。ちゃんと用意できてるぞ。」
「あ。」
ヤマトが室内に入ってきたことで、私から離れてしまう瑞希お兄ちゃん。
(ちぇーもうちょっと、瑞希お兄ちゃんと密着したかったのに~)
「関山もこっちこい!お代わりは、凛と同じドリンクにしといたからよ!」
「ありがとうございます、真田先輩♪」
「うははは!これ、『カッフェ・ドルゾ』やないでっかぁー!?凛の好物、わしも好きでっせー♪いただきまーす!!」
「おいおい、立ち飲みしないで座れよ!凛も席につけ!」
「あ、はーい!」
瑞希お兄ちゃんに言われたこともあり、定位置に座る私。
ヤマトとつなぐも着席したところで、瑞希お兄ちゃんが言った。


