そんな私達のやり取りを聞き、ヒットマン・佐藤飛翔(さとう つばさ)が震えあがる。
「やめてくれー!!助けてくれ!!頼む!!もう命は狙わないから!!」
悲鳴に近い声を上げれば、烈司さんがジロッとにらみつける。
「オメーよ・・・さんざん人様のお店兼自宅で拳銃乱発しておいて、簡単に許されると思ってんのかぁ・・・!?」
「2度としません!!許して下さい!許して!助けて!殺されるー!!」
「いやいや、殺されかけたのは僕らの方ですよ。ねぇ、涼子ちゃん?」
「凛君の言う通りですが・・・殺人はやめて下さい。お願いします、みなさん!」
「涼子ちゃんに同感です。みなさん、命だけは許してやれませんかね?」
「フン!甘ちゃんだな、凛道。こいつが銃を何丁所持してた思う?」
「え?知りませんが?」
「幡随院、教えてやれ。」
「ウェイウェイウェイ♪22でぇーすぅ♪」
「22ぃ!?」
「私、10以上は持ってるとは思ってましたが、まさかそこまでなんて・・・!?」
「しかも未使用とはいえ、トカレフにマカロフ・・・ヤクザが使うチャカはもちろん、警官が所持する銃まで持っていた。さすがは、ヤクザ養成高校だ。」
「あの~そのヤクザ養成高校という呼び方についてですが――――――・・・・・」
「どうした、凛道?」
「その言い方だとまるで、ヤクザを育てる学校みたいな言い方になりませんか?」
「なんだ凛道、知らんのか?」
恐る恐る聞く私に、呆れながら獅子島さんは教えてくれた。
「北条高校と言えば、別名ヤクザ養成高校とも言われてるんだぞ?」
「そうなんですか!?」
「また、知らなかったのか?」
「うはははは!!わしも知りませんでしたぁ――――!」
「だったら2人共、よく覚えておけ!まったく・・・!」
呆れながら、手にしていた銃をテーブルに置く獅子島さん。


