「伊織~大皿の破片片付け終わって弾の回収してんだけどさ~使用済みの38口径の弾って、資源ごみ?不燃ごみ?埋め立てゴミ?どれだっけ?」
(え!?普通に家庭ゴミとして出していいものなの!?)
「待て、ゴミには出すな。」
(そうだよね、ゴミ収集車の人、軽く修羅場になるよねー)
「使用済みの弾は、この箱にまとめて入れておいてくれ。集めているコレクターに売りつける。」
(え!?買う人いるの!?てか、お金になるの!?)
いやいや!問題そこじゃない!
「お待ちください!使用済みの拳銃の弾は――――警察に届けなくていいのですか!?」
「なんだ凛道・・・・・警察を呼んでもいいのか?」
「呼ばないつもりなのですか!?」
「呼べば、当事者である凛道の親にまで連絡が行くことになるぞ?」
「呼ばなくていいですよ、警察!!」
こんなことで、身元がバレて、瑞希お兄ちゃんとの明るい未来が閉ざされてたまるか!!
〔★凛は自身の保身を選んだ★〕
私と獅子島さんのやり取りを聞き、涼子ちゃんがギョッとする。
「ま、待って下さい!警察を呼ばないって―――――――――この人、どうすればいいのですか!?」
そう言って指さしたのは、百鬼さんと見つめあっている(!?)北条高校のヒットマン。
「凛君が困るなら、警察を呼ばなくてもいいと・・・思いますが、この人はどうされるおつもりなのですか?」
「あ、それば僕も気になりました!どうするんですか、先輩方!?」
「「「「どうするって?」」」」
私の問いに、声をそろえてニヤリと笑う初代龍星軍メンバー
「わははははは!!そりゃあ~凛助にメガネちゃんよぉ~・・・決まってんじゃねぇーか・・・!!」
「そうねぇ~おいたが過ぎたわね・・・よくもあたしのお気に入りの家具を破壊しやがったし♪」
「裏口のドアは、特殊合金でできてるから無傷で済んだが、凛道の写真が犠牲になったからな・・・簡単には許せんな・・・。」
「つーことで、俺ら初代龍星軍で処理するから、気にしなくていいよん♪」
「「え!?私刑になさるのですか!?」」
烈司さんの答えに、私と涼子ちゃんの言葉が重なる。
これに先輩方は――――――
「「「「どうしようかなぁ~♪」」」」
返事をはぐらかした。
〔★あいまいな対応ほど、怖いものはない★〕


