彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「佐藤飛翔(さとう つばさ)、あなたは、1人でここに乗り込んできたのですか?」
「そうだよ!!勝負はあんたらの―――――凛道蓮さんの勝ちだから、俺はもういいでしょう!?マジ、勘弁して下さい!!」





ヤマトが馬鹿力で縛り上げたことにより、その痛みで・・・縄の食い込む痛さで意識を取り戻した敵は、必死に命乞いをしてきた。





「わはははは!!オメーそれは虫のいい話じゃねぇーかぁ~!?聞けばオメー凛助に裸で土下座させた姿を、メガネちゃんに配信して拡散させようとしてたんだってなぁ~!?」
「ほんの出来心です!!」
「わはははは!!凛助の両手両足をチャカで打ち抜くと宣言もしたんだよなぁ~!?」
「悪ノリしただけで本心じゃないです!!」
「わははははは!!なぁ・・・俺の凛助に修羅場イベント起こしてくれた礼がしたい・・・!!ハグしてやろうか・・・!?」
「冗談じゃねぇ!!あんたのハグで、全身骨折して1年入院した先輩がいる話、北条高校で知らないもんはいないんですよ!!?」

「え!?」

(1年も入院したの!?)

どんだけ力有り余ってるのよ、この野獣!?

「わははははは!!よく知ってんなぁー!?」
「耳にタコができるぐらい、先輩達に言われてきましたから!!助けて―!!」



(それは恐怖伝説として語り継がれるわよね・・・。)

骨折したことないけど、あれ治すの、時間かかるもんなぁー・・・

それを1年とか・・・苦行でしかないでしょう。





〔★凛は敵に同情している★〕