彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






(2人は、私が瑞希お兄ちゃんのことを大事に思ってる私のこと、わかってくれてたんだ・・・。)





「そうですよ!凛君は、真田さんの悲しむことはしません!」
「涼子ちゃん。」





それを後押しするように、涼子ちゃんも声を上げてくれた。





「粉塵爆発の仕組みは、私も授業で習いましたが、難しいものです!なによりも、凛君は積極的に人を傷つける人間じゃないです!常に話し合いで解決しようとする優しい人です!」
「涼子ちゃん・・・」
「だから円城寺さん、どうか凛君への怒りを鎮めて下さい!凛君は私と伊織さんを守ろうとしてくれたのです!私達まで巻き込むような攻撃はしません!真田さんが大切にしているお店を爆破する攻撃手段を使う人間ではありません!お願いします!許して下さい!」





そう言いながら、90度の角度で円城寺君に頭を下げる涼子ちゃん。
これに私はあわてた。





「待って待って!涼子ちゃんが謝る必要はないよ!?悪いのは―――――――お店をめちゃくちゃにした僕なんだ・・・。円城寺君が怒るのは、正しい。」





そう告げて、円城寺君を見ながら言った。





「ごめん!円城寺君!君に嫌な思いをさせるやり方で、ヒットマンを倒してしまってごめんなさい!」





そう言って頭を下げる。





「な!?テメー凛道!?」
「瑞希お兄ちゃんにはもちろん謝罪します!でも先に、巻き込んだ皆にも謝らせて下さい!みなさん!本当にすみませんでした!!」





床を見つめたままの謝罪。
静かに鳴る室内。



「もういいのよ、凛ちゃん。」
「モニカちゃん?」



真っ先に声をかけてくれたのは、キレイなオネェさんだった。