「真面目に学校通ってれば、普通に歴史の教科書で習うだろうー?お前の場合、学校で習ったわけじゃなさそうだな、焼死体?」
「その呼び方やめろ!!だったらテメーのことは、風穴と呼ぶ!!」
「勝手にしろ、焼死体!俺も好きにさせてもらうからよ!!」
そう伝えると、キッチンにあった物を抱えて、カウンターから敵の方へ飛び出した。
「オラッ!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
敵に向かって大皿を手裏剣のように、力いっぱい回転させて投げつける。
「馬鹿がっ!!」
パンパンパン!
ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!
大皿は、拳銃の弾によって木っ端みじんに砕け散る。
(―――――――相手に時間を与えちゃダメだ!!)
「おらあ!!」
シュ!シュ!シュ!
「うおっ!?」
弾切れになった銃を交換している敵に、ダーツのように刺身包丁を3本投げつける。
ブシュ!
「ぎゃっ!?」
1本が顔をかすり、相手の頬から血が噴き出す。
「あーあ!当たっちゃった!もうその包丁仕えないなぁ~!衛生面で問題が――――――――あるからなっ!!」
ブーン!
ゴン!
「ぐあ!?」
今度は綿棒が、雑賀孫市気取りの敵の顔面に当たる。
(よし!これで一気に距離を縮めれば―――――――)
「~~~~~~~~ふざけんなっ!!」
パンパンパン!
パパパン!パパパン!パパパン!
「両利きか!?」
近づけると思った瞬間、右手だけで打っていた拳銃を投げ捨てて、身体に装備していた拳銃二丁を、それぞれ両手に掴んで撃ってきた。
とっさに、本棚の後ろに隠れるが、
パパパン!パパパン!パパパン!
ベキ!メキメキメキ!
「うわ!?壊れちゃった!?」
モニカちゃんお気に入りのレトロ本棚が倒壊する。
おかげで、敵に生身の身体をさらすことになった私。


