彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)






「戦っちゃダメです凛君!」





しかし、これを涼子ちゃんが止めた。



「ちょ、涼子ちゃん!?」
「さっき、凛君がお店に入ってきた時、伊織さんが危険を知らせなかったら、頭を打ち抜かれてたのですよ!?」
「あ!?だから、伏せろって言って下さったんですね・・・。」



それは危なかった。



「助かりました、獅子島さん。危うく、打ち抜かれるところでした。」
「いや、ある意味、過去のお前は打ち抜かれたがな。」
「え?あ!?」



そう言って獅子島さんの視線の先を見れば―――――――





「瑞希お兄ちゃんが僕の誕生日プレゼントに下さって、裏口のドアにフックで引っかけて飾っていた僕と瑞希お兄ちゃんのツーショットお写真がぁぁああ―――――――――!!!」





数か月前の誕生日、先輩1人1人とツーショットで写真を撮った。

その写真は額に入れて、裏口のドアに飾られていたのだが・・・





(よりによって、5分の一の確率で瑞希お兄ちゃんとの写真が犠牲になってるぅ―――――――!!)



3発、発射されたのだろう。

2発は私と瑞希お兄ちゃんの顔に命中しており、残りは1発は――――――――――





「瑞希お兄ちゃんの股間に命中してるぅ!!!」

許せん!!

「不能になったらどうしてくれるんだァァァ!!」





〔★凛は怒りで混乱している★〕