「あのさ・・・」
「うはははは!!なーにー!?」
「ヤマトの部屋・・・まだ大丈夫なの・・・?」
「うはははは!!烈司はんがキツメに、結界張り直してくれたさかい、なんともないわー♪しかも、身内値引きでタダやねん!」
「タダより怖いものはないと学習しろ!!」
「うはははは!!まぁまぁ!おしゃべりはこれぐらいにして~凛も柔軟しーや!」
「わかってます!わかってますけど・・・ヤマトがわからない・・・・!!」
(いくら結界張ってるとはいえ、よく平気で心霊物件に住んでられるわね!?どういう神経してんのよ!?)
・・・まさか!?他に行く場所がないから、仕方なく暮らしてるの!?
「ヤマト・・・。」
「うはははは!!わかるでぇ~その顔!不要な心配しとる時の表情や♪」
「瑞希お兄ちゃんに言って、凛道蓮の部屋を、ヤマトと共有にしてもいいから、危険な場所にいないでほしい・・・。」
「・・・おおきに。わし大丈夫や。好きでここにおるねん。」
「でも!」
「せやから、気持ちだけもらっとくわ。」
「ヤマト・・・」
「うはははは!!ほな、さっそく組手しよか!?」
そう言って、構える姿勢になるヤマト。
「誰が相手でも、みんな凛より体大きいねん!!えんなんとかくんもやでー!?うはははは!!」
「・・・わかってる。組手、よろしくお願いします。」
「うはははは!!よろしくぅ!!」
ガバッ!!
「え!?」
開始早々、ヤマトが覆いかぶさってきた。
長い腕をしているヤマト。
(下敷きにされたらヤバイ!!)
しかも、左右に両手を広げられてる!
(そうなれば逃げ道は―――――――)
「それ―――――――ーー!」
「うはははは!!わしのまた、くぐって逃げよったか!?」
小さい身体を生かして、長い脚を持つヤマトのまたをくぐりぬけること。
〔★凛は危険を回避した★〕


