あの日の好きが、まだ胸で息をしてるから、君にもう一度伝えたい

休憩時間になると、いつも美奈が隣に座って話しかけてくれた。



「初めてであれだけ動ければいい方だよ〜」



「そうかな.....全然足ついていかないけど」



「私も最初は全然だったよ!ほら、璃奈見てみ?すっごい汗かいてんのにまだ踊ってる」



美奈の言うとおり、璃菜はひとりで鏡の前に立って振りを繰り返していた。



真剣な顔で、自分の動きを何度も確かめる。



頑張り屋で、負けず嫌いで、完壁じゃないと気がすまない。



そんな璃菜を見ていると、もっと好きになるのがわかった。