あの日の好きが、まだ胸で息をしてるから、君にもう一度伝えたい

何日か経つと、自然に教室で璃菜と話す時間が増えていた。



休み時間に席をくるっと振り返ってくれるたびに、こっちを見てくれるだけで嬉しかった。



「ねぇ、給食ってないんだっけ、この学校」



「ないだろ、高校だし」



「えー、お弁当作るのめんどいんだけどなー」



「え、作ってんの?自分で?」



「作ってるよ。たまに失敗しちゃってまっくろくろすけになっちゃうけど…」



俺が思わず笑うと、璃菜はちょっとムッとして、でもすぐ笑った。



こんなふうに笑ったり怒ったりしてくれるのが、嬉しかった。