不良お兄様とわたし



「それにしても――――俊也さんに大和さん、薫さんお久しぶりですわ」


轍くんが3人と向き合って話する 


「本当に久しぶりだなぁ」

「メールは何回もやってたけどね♪」


「…大きくなったな」


「おい俊也…何お父さんみたいな事言ってるんだ」


「…はぁ」


沢井くんが溜め息をついた 















「ところでお兄ちゃん達、授業は?」



ピシリとその場の空気が凍ったような気がした