不良お兄様とわたし



【裕希Side】








くっそー…なんで30分も遅れてるんだ…? 



連絡もない…し……








事故!?……ありえない、よな…?







その時、遠くから俺を呼ぶ声が聞こえた 





そちらの方を向くと、紫音がいた 




「ハァ…ハァ……ごめんね…遅れちゃって…」





俺は紫音の格好を見て固まった


























だって 











可愛すぎて









見惚れてたから――――