不良お兄様とわたし



クラス中騒ぎ始めるし


山中は爆笑して紫音の背中をバシバシ叩いているし


神野は顔を真っ青にしている


「??何びっくりしてんの?」



「そりゃあびっくりするわよ…いきなりそんな事言われれば…」



「そっか…じゃあ」




俺は紫音を素早く引き寄せて 




「俺ら付き合ってるから紫音に手ぇだすなよ?」




といえば、またクラス中の女子が黄色い声をあげた