悠弥は後ろに吹っ飛んで、窓ガラスに勢いよくぶつかり、窓ガラスが割れた
――――…悠弥は血だらけで倒れていた
この現場を見ていた俺のグループの奴はヤバイと感じたのか、逃げ出した
「っ、千鶴、、てめぇ!!」
悠弥のグループの藤崎大和が突っ掛かってきた
「やめろ大和。今はそれどころではない」
藤崎大和を透かさず止めたのは速阪俊也。
速阪俊也はこちらを静かに睨み付けてくる
「あはは♪これは喧嘩だよ?怪我をするのは当たり前じゃないか」
そう言うと、清水薫がこちらに向かって歩いてきた
「―――…確かに喧嘩だから怪我してもしょうがないだろうね……けど、悠弥は決してお前を殴る事は今までだって一度もなかった……」
「それはそうする事で格好良いとでも思ってたからだろ?」
「君、馬鹿でしょ?悠弥は喧嘩してたんじゃないよ………千鶴、お前が一方的に突っ掛かってきただけだ」

