サイキョー女子、最強男子を護衛中!?

その建物の中に入ると、そこには……。


私が、会いたくて会いたくてたまらなかった、愛おしい人がいた。


「翼っ!!」


「瑠奈!」


思わず、翼に飛びついた。


「翼っ……、翼、ごめん、私……!!」


「もう、今はその話じゃないでしょう?」


「う……、でも、だって!」


今日一日中、堪えていた涙がドバドバと溢れ出して止まらない。


やだ……、好きな人にこんな顔、見せたくないって!


ゴシゴシと荒っぽく顔を擦ると、私の手を取って、私の涙を優しい手つきで拭ってくれた翼。