サイキョー女子、最強男子を護衛中!?

「違うよ。このクラスに用があるのはこっち」


お兄ちゃんが指さした先には、お兄ちゃんのお友達、優希(ゆうき)さん。


「あっ、なんだ優希か」


「柚音、慎め。俺は先輩だ」


「そういうこと言うからでしょ。……で?NATUREの事?」


柚音が(さっきまで自分も不安そうにしていたのに)呆れた様子で優希さんに尋ねた。


……すると、優希さん、号泣!


「え、優希さん……!?」


「るぅ、大丈夫。こいつ朝からこうだった」