サイキョー女子、最強男子を護衛中!?

瑠奈のその言葉が、俺にとってどれだけ救われる言葉だったか。


一気に、心が軽くなった気がした。


瑠奈は、俺の手を掴んだ。


「……というかそもそも、“普通”なんて言葉はありません」


「えっ……」


思わず口から出てしまった。


“普通”という言葉は、ない……?


「まぁ、あくまで私の考えなんだけどね」


ひと呼吸おいて、また俺に向かって語りかける、語りかけてくれる、瑠奈。


「翼のファン兼ストーカーの子たちに追われる毎日だけど。これが私たちの“日常”です」