「お待たせしました、ご注文のパフェでございます」


にこやかに去っていく少女。


彼女の実家はカフェであり、手伝うのが日課となっている。


朝ごはんを食べて、学校に行って、帰ってきて、カフェの手伝いをして、夜ご飯を食べて、寝る。


そんな、至って“普通の”女の子の生活に、突如入り込んできたイケメン男子は……、


……全く、“普通”じゃ、ありませんでした。


「い、い、イケメンアイドル!?!?」