先生と拒否柴系女子【本編】

「まさか。俺はもう20代半ばの男だけど、女子高生の場合はまた違うかと思っただけだよ」
「あー⋯⋯トイレに行くにも誰かと一緒って子、多いですもんね」
 私には、そういう関係がどうしても受け入れられないのだ。
「そうだ。探りを入れるわけじゃないけど、小耳に挟んだことがあって。理系クラスの男子が、千沢のクラスの女子と合コン云々って⋯⋯。何か聞いてないか?酒を飲まないなら問題はないけど、校則が緩いのをいいことに、ハメを外す生徒が出ないか気になったんだ」
「ああ。その合コンなら私も誘われましたけど、渋谷のファミレスで週末の昼間って話だったから、特に心配いらないと思いますよ」
「ん?それはつまり⋯⋯断ったのか?」
「はい」
 先生は、少し戸惑った様子で、
「教師が高校生に合コンを推奨するつもりは全くないが⋯⋯それだと、クラスの女子で千沢だけ不参加ことにならないのか?」