あ…れ…? いきなり周りが真っ白になった。 『愛満。』 「ミキ…」 目の前にはミキが立っていた。 いつも浮いてたから同じところに立ってるのは初めてで… 同じくらいの背丈のミキが、なんだか小さく感じた。 「そういえばね、少しずつ会話が増えてたのかも…」 よく思い出せば、朝も夜も…ほんの少しだけど家にいる時間が多くなってた気がする。 けど… 「怖くて自分から避けてたんだね、私。」