冬弥が予約したホテルに着いて、荷物を置くと内見に向かう。
おすすめという物件を何件か回る。
「やっぱり予算内だと1LDKだな。2LDKがお互いの部屋もできていいかと思ったけど、これから受験とかも考えると贅沢は出来ないな。」
冬弥が不動産会社の人からもらった物件の紙を見ながら言う。
「1LDKで私は充分です。もっと安くてもいいくらいですよ……。」
雪菜は不動産の人に聞こえないように小さな声で言う。
「ここより予算下げるとセキュリティが甘くなるからだめだ。雪菜が1人でいる時間とかもあるかもしれないし、オートロックなしはダメ。」
冬弥がハッキリと言い放つ。
「私なら大丈夫です!!」
雪菜が何を根拠に大丈夫と言っているのかわからず、冬弥はため息を吐いて、雪菜の目を見て言う。
「雪菜ー。散々怖い目にあっただろ。俺や雪菜の過去を知る人間がどこにいるか分からない。俺へのやっかみで雪菜になにかされる可能性だってある。セキュリティはしっかりしないとだめだ。」
冬弥の絶対に譲らないという表情から、雪菜も何も言えなくなる。
そこからお互いに気に入った所を言い合って、住む物件を決めた。
おすすめという物件を何件か回る。
「やっぱり予算内だと1LDKだな。2LDKがお互いの部屋もできていいかと思ったけど、これから受験とかも考えると贅沢は出来ないな。」
冬弥が不動産会社の人からもらった物件の紙を見ながら言う。
「1LDKで私は充分です。もっと安くてもいいくらいですよ……。」
雪菜は不動産の人に聞こえないように小さな声で言う。
「ここより予算下げるとセキュリティが甘くなるからだめだ。雪菜が1人でいる時間とかもあるかもしれないし、オートロックなしはダメ。」
冬弥がハッキリと言い放つ。
「私なら大丈夫です!!」
雪菜が何を根拠に大丈夫と言っているのかわからず、冬弥はため息を吐いて、雪菜の目を見て言う。
「雪菜ー。散々怖い目にあっただろ。俺や雪菜の過去を知る人間がどこにいるか分からない。俺へのやっかみで雪菜になにかされる可能性だってある。セキュリティはしっかりしないとだめだ。」
冬弥の絶対に譲らないという表情から、雪菜も何も言えなくなる。
そこからお互いに気に入った所を言い合って、住む物件を決めた。



