え? 「でしょ、魁兄ちゃんにもあげよっか?」 「いいの?」 そう言って秋真は兄さんに一口渡す。 ん? 「美味しいな」 「でしょ」 え? やっぱこれ、俺がおかしい……? 悶々と唸っていると、桜駒が声を上げた。 「雷稀兄ー。起きてー」 その言葉に驚いて雷稀兄を見ると、居眠りをしていた。 え。食事中に寝れるんだ……? てか最近こう言うことよくあるよな……。 雷稀兄は大学生だし、疲れてるのかもしれない。 母さんが心配そうに声をかけた。