◇
あーちゃんが旅立って2日。
既に初日から寝坊で両親から大目玉を喰らい仕方なく目覚まし時計を4つセットして3日目にして早起きに成功。
普通の社会だとダメダメの失格女。
「4つも鳴るとお母さんびっくりするんだけど」
今まで1度も起きれなかった私が起きてこれたことを喜ぶべきとこなんだけど母は娘の初めての成功より目覚まし時計が気になるらしい。
「おーい!幸いるー?」
店の方から同じ商店街の大輝(たいき)の呼び声がして店の方に顔を出した。
「おっ、居た居た!ちょっと頼みあってさー」
頼みの言葉に首を傾げてみたけど同じ商店街仲間で友人のお願いは聞いて上げたくなる。
「何なの、頼みって」
「おばさーん、ちと幸借りる!」
私の質問には全く答えず手首を引っ張り店の外へと連れ出した。
「ちょっと待ってよ!スリッパ片方履いてない!!」
片方スリッパと咄嗟に履いたスニーカーと言うアンバランスな姿で商店街を引き摺られる。
まじですか。
連れて来られて私の不安な顔が鏡に写ってる。
「どうして?」
「幸がちょうど良いんだって」
既に首にはケープを被せられてその姿は人間の顔をした“てるてる坊主”
あーちゃんが旅立って2日。
既に初日から寝坊で両親から大目玉を喰らい仕方なく目覚まし時計を4つセットして3日目にして早起きに成功。
普通の社会だとダメダメの失格女。
「4つも鳴るとお母さんびっくりするんだけど」
今まで1度も起きれなかった私が起きてこれたことを喜ぶべきとこなんだけど母は娘の初めての成功より目覚まし時計が気になるらしい。
「おーい!幸いるー?」
店の方から同じ商店街の大輝(たいき)の呼び声がして店の方に顔を出した。
「おっ、居た居た!ちょっと頼みあってさー」
頼みの言葉に首を傾げてみたけど同じ商店街仲間で友人のお願いは聞いて上げたくなる。
「何なの、頼みって」
「おばさーん、ちと幸借りる!」
私の質問には全く答えず手首を引っ張り店の外へと連れ出した。
「ちょっと待ってよ!スリッパ片方履いてない!!」
片方スリッパと咄嗟に履いたスニーカーと言うアンバランスな姿で商店街を引き摺られる。
まじですか。
連れて来られて私の不安な顔が鏡に写ってる。
「どうして?」
「幸がちょうど良いんだって」
既に首にはケープを被せられてその姿は人間の顔をした“てるてる坊主”



