近くて遠い幼なじみの恋~私の大好き過ぎる片思い日和~

「20年前、美津ばあちゃんに幸を貰う約束した契約書。まあじいちゃん達が何かするかもってばあちゃんに書かされた」

20年⁉
幼稚園児に祖母は何書かせてくれてんの⁉

「二人のやりそうなことを見越してた美津
ばあちゃん凄いよな」

そこ称賛するとこじゃない…
そう考えると私が色々悩んだのは何だったんだろう。

「あーちゃん、結納が嘘って分かってたわけよね?」

「まあな。最初はまじで騙されたけど…
さちの反応が楽しくて意地悪した」

「信じらんない!」

イラッとはするけどあーちゃんを怒れるわけない。

「あーちゃんだし仕方ないよね」

「さちだし諦めろ」

2人の言葉に共通なのは…

【好き】って事。

「あーちゃんの事好きだし仕方ない」

「さちの事を好きな俺だから諦めろ」

て感じかな?

「結納代わりに今日は宴会するぞ」

柊じいちゃんが言えば、

「幸!ありったけの魚持ってこい」

鰯じいちゃんも負けずに叫ぶ。

2人の大きな声に襖が開いてお互いの両親も
喜んでた。