「誰が婚約披露パーティなんて」
帰り道に何度も口にする。
行きたいわけないけど婚約者が気になる。
凄く綺麗でお金持ちな人なんだとは思うけど。
「あの調子じゃ誰も知らなさそう」
飲み会の仲間を思い出したけど何も知らないだろう。
「さっちゃん!」
祖父の荷物を振り回して歩く私の横を通り過ぎた黒の高級SUV車が停まり見知った顏が
声を掛けて来た。
「峻(しゅん)!」
「乗る?」
黙って頷いて助手席のドアに手を掛けたけど一瞬考えて後部座席側のドアに手を掛けた。
「重役かよ。隣で良いから」
苦笑い気味に助手席のドアを開けてくれる。
「ありがとう。デートじゃないの?」
助手席に乗り込みながらあーちゃんに似た顏にドキッとしてしまう。
「だった!今日振られたとこ。さっちゃんは鰯じいちゃんの見舞い?」
「うん、柊じいちゃんもいたよ」
彼はあーちゃんの従兄で冷泉 峻(しゅん)
私達より3歳下でまだ大学生。
帰り道に何度も口にする。
行きたいわけないけど婚約者が気になる。
凄く綺麗でお金持ちな人なんだとは思うけど。
「あの調子じゃ誰も知らなさそう」
飲み会の仲間を思い出したけど何も知らないだろう。
「さっちゃん!」
祖父の荷物を振り回して歩く私の横を通り過ぎた黒の高級SUV車が停まり見知った顏が
声を掛けて来た。
「峻(しゅん)!」
「乗る?」
黙って頷いて助手席のドアに手を掛けたけど一瞬考えて後部座席側のドアに手を掛けた。
「重役かよ。隣で良いから」
苦笑い気味に助手席のドアを開けてくれる。
「ありがとう。デートじゃないの?」
助手席に乗り込みながらあーちゃんに似た顏にドキッとしてしまう。
「だった!今日振られたとこ。さっちゃんは鰯じいちゃんの見舞い?」
「うん、柊じいちゃんもいたよ」
彼はあーちゃんの従兄で冷泉 峻(しゅん)
私達より3歳下でまだ大学生。



