近くて遠い幼なじみの恋~私の大好き過ぎる片思い日和~

「後2日か…」

寂しくなるからと思って封印してた写真達。
でも我慢なんて無理!
近くに居ないと思えば思うほど禁断症状が出て初日から何回も携帯をスクロールしてる。

一生推せる!
可愛い時代からカッコ良い時代。

「最高すぎ、うわっ!」

写真が消えて知らない番号の着信に携帯を危うく顔に落とす所だった。
ポチッと通話を押して「もしもし?」と声を掛けた。

『さち、何で出るんだよ』

何でと言われても…ってか!

「あーちゃん?!」

耳に入って来た声に飛び起きて正座をしてしまう。

『知らない番号に簡単に出るな』

「あっ、そうだね!ごめんなさい」

ちょっと待って謝るのもおかしいけど…

「あーちゃん何で番号知ってるの?」

お互いに教えあった覚えもない。
配達とか注文の関係で登録してない番号でも普通に出てしまうのを怒られてしまった。

『ああ、大輝に聞いた』

「普通勝手に?」とか「何で聞いたの?」とか聞く所なんだろうけど嬉しくてそんなの
頭から消える。

そんなのより今はただ普通の会話がしたい。

「あーちゃん」

『なんだよ』

呼んだら返される声に嬉しくて言葉がつまる。