近くて遠い幼なじみの恋~私の大好き過ぎる片思い日和~

いつもTシャツにハーフパンツの私。

佳奈にはよく「小学生かよ」と突っ込まれるけど実家が職場だし服に気を使う必要がない。

楽で動きやすいのが一番!
そんな考えの私が…。

「うーん…。何と言うか」

「これ結婚式とかに着て行けそうだよね」

まずは淡いクリームベージュのシフォンワンピースを試着してはみたけどピンと来ない。

ふわふわのワンピースは柔らかいイメージで可愛いけどこんなの何処に着て行けば良いのか分からない。

「1着くらいは持ってても良いんじゃない?あ、そう言えば良いのあったよ」

にんまりと笑う佳奈の顔は何か企んでるとしか思えない。

「何これ…普通今どきこれ着るの?」

ベビードール?
何これ…
サーモンピンクの色は良いけど…広げた向こうが見えてる?

胸下からスカート部分がふんわりとしたシルエットになってるけどこれってなんか…

エロすぎる!!

「朝起こしに来て幸がこれ着てたら驚くんじゃない?」

まあびっくりするとは思う。
でも、そんなレベルではないよーな?

絶対に引く!
冷めた目をされるのも分かる。

「これは…何と言うか」

「絢くんと幸にこれは無理か」

ニコニコと笑いながら何処から持って来たのか分からないベビードールを元の場所に返しに行った。

「全く…」

あんなの着てたら引くどころか末代までの恥になりかねない。
女子力よりお笑い力を高められそう。

「これならどう?」

またもにんまりして持って来たのは
コットン素材のブルーのルームウェア。

「これなら大丈夫そう?」

「ぎりイケるかな」