捨てられ少女は冷酷男子に拾われる。

笑っているのはまりあちゃんとその取り巻き達。
いつものメンバーだ。
まわりは誰1人助けてくれず、1人で机を拭く。

「よし、こんなもんかな…」

ある程度綺麗になると時間もそれなりの時間になっていた。
チャイムが鳴ると、急いで濡れ雑巾を元に戻し、席に着く。

「朝のホームルームを始めます。」

何も知らない先生も朝から元気にホームルームを始める。
でも、心配されるよりはマシだ。
これは私の問題だから、私で解決しないと。
その間もまりあちゃんの笑い声は聞こえてきたけど、先生の話に没頭したおかげで気にしなくて済んだ。
…今日、体育あるんだ…
体操服ちゃんと持ってないと。
平凡な1日を過ごせますように…
心の中で静かにそう思った。