苦しみの裏には幸せが…

次の日、学校に行くと、下駄箱に手紙が入っていた。開いてみるとこう書いてあった。
『小春へ
放課後2、体育館裏に来てほしい。絶対に1人できてね。海斗くんたちに言ったら海斗くんたちに危害が加わるからね
 百合』

マジかぁ…嫌な予感的中すんなぁ!!あ~もうやだぁ〜
海「小春?」
小「あっ海斗おはよ!!」
海「おはよどうしたの?」
小「どうしたって?」

海「立ち止まってたからさ」
小「ちょっと考え事、、」
海「へぇ〜、そっかぁ」
絶対バレないようにしなきゃ…海斗たちには絶対だめ。私の大事な人たちだから、、放課後か、、行くしかないか、、

あ〜、もうっ集中できない…もう3限だよ…ミスするし、ボーッとしちゃうし最悪。
瀬「小春ー大丈夫?」
小「うん!大丈夫!」
海「ほんとに?」
小「うん!」

上手く笑えてるよね…
海「ならいいが…」
よしっ!今度こそ集中しなくちゃっ!
あ…海斗たちがいなかったら私、、今頃死んでたなぁ…はぁ…もうだめだっ!集中できなかった…はぁ

さっさと弁当食べていこ。ん〜美味しい、、げっ…あと5分しかないじゃん、、急がなきゃ、、今日は4限授業だし…
よし、終わった。行かなきゃ。
海「小春〜今日一緒に帰ろ〜」
小「ごめんっ!先生に呼び出されててっ!」

海「そっかぁならしょうがないね」
小「本当にごめんね!」
海「また今度一緒に帰ろっ!」
小「うん!」
よし多分大丈夫。体育館裏、、ここか、、、

百合どこだろ、、まだかな、、
百「あら本当に来たのね」
小「う、うん」
百「そんなに震えてどうしたの?」
小「百合には関係ないでしょっ!」

百「何その口の聞き方」
小「えっ…別に」
百「そもそもあんたなんていなければいいのよっ!!」
小「え…」
百「あんたがいたから私は海斗くんと付き合えなかった…」

小「それになんで私が関係して、、」
百「あんたばっかりあの人たちのそばにいるから、あんたのところにみんなが行くから気に食わなかったのよっ」
小「じゃぁいじめも、、、」
百「そうよっ!お前が学校に来なくなれば、私のものになると思ったのに…」

小「は?海斗たちはものじゃないっ!それに百合のせいで私は苦しかったのに、死にたくなって。もう何もかも、、」
百「じゃあ死ねっ!」
小「うっ…いた、、」
殴られた、、

百「死ねよ。鬱陶しいんだよっ!!」
小「やめてっ、、、」
百「どーせ海斗くん達もそう思ってるわっ!
小「えっ…な訳、、」
百「いいえ、絶対そうよっ!ってことで死ねっ!」

小「うっ、、、」
百「あ、でも流石にまずいか、、閉じ込めるか、、」
小「えっ…うっ」
逃げなきゃ、、立って、、足動いてよっ!!
百「何逃げようとしてんの?逃がすわけないじゃん!」
小「やめてっ!痛いっ!」

足蹴られて、踏まれた…やばい立てない…
百「ほらここに入れっ!」
ドンッ!バサッ!
小「うっ…うぅ…」
百「よし!じゃまたね〜!」
小「ちょっと待ってっ!」

百「無理、、鍵かけるわね〜」
小「ねえっ!」
バンッ!もう終わった…
もうやだっ、、死んどけばよかったのかな…なんでこうなるの…なんでっ!もうやだ…出して…怖い、暗いところやだっ…はぁ…はぁ…はぁ…もう無理っ…私は意識を手放した。