苦しみの裏には幸せが…

はぁ…本当に不安、、集合の15分前に着いちゃった…一回落ち着こ…はぁーよし多分なんとかなる。みんなまだかな…
海「小春ー」
小「海斗っ!早かったね」
海「小春こそ!それに早く小春のとこ行きたかった…」
小「え?」
海「気にしないで!」

蒼&乙「小春〜海斗〜」
小「乙葉!蒼斗!」
海「よーもうちょっと遅くてもよかったのに…」
蒼「なんか言ったか?」
海「別に〜」
蒼「ふ〜ん…」

涼&瀬「やっほ〜みんな〜」
小「涼真!瀬奈!」
うぅ…不安…
小「んじゃ話すね…」
海「うん」
小「あのねっ…」
やばい手の震えが…止まらない…。落ち着いてよっ…手を、握られた…

海「大丈夫を大丈夫だからゆっくりでいいよ」
小「うん…」
小「私は…今苦しくてつらくてもう何もかも嫌なんだ…」
海「っ…そうなったた理由は?」
小「それは、私が4年生の時のこと。その頃から私たちは仲良かったよね。」

あの頃からはもう仲良かった、、
海&涼「うん」
小「で、高山…百合…って子覚えてる?今も同じ中学なんだけど…」
蒼「高山…百合…?あぁあのクソ気持ち悪い奴か…」
涼「あ〜」

海「いたね〜そんな奴。」
乙「あの子ね〜」
瀬「私、クソ大嫌いだよ」
小「あ、覚えてるね」
「「「「「うん」」」」」
小「それでね…百合に私は悪口言われたり…服破かれたり、殴られたりした…」

海「は?」
小「百合とはもと親友だった。いやそう思ってたのは私だけだったのかも。4年の頃百合は海斗と蒼斗が好きだった。だから私と仲良くしたんだろう。」

蒼「っ…はぁ…」
小「私は蒼斗の幼馴染だったし海斗とも仲良かったからね」
海「うん…」
小「それで百合には私の好きな人と話さないでって言われた、、でも、二人とは友達だから話してた。そしたら…」

うぅ…しんど…
小「百合が裏切り者ってなんで私の好きな人とるのって泣いてきた。そっからだった。」
乙「まさか…」
小「釣り合ってないだの、猫被ってるだの気持ち悪いとか散々悪口言われた。体育の日には私の服破って、私がひどいって言ったら、百合は「私なにもしてないのに」って嘘ついて泣いて、それがだんだんエスカレートしていった…」

海「あいつ…」
小「6年では毎日殴られた、、私は親にも海斗たちにも言えなかった。だから転んだって嘘ついた。」
海「なんでっ!?」
蒼「言えよっ!」
小「だってっ!うぅ…だって心配かけたくなかった…迷惑かけたくなかったから!」

海「小春、俺はいいんだ。小春が大事だから。」
小「私は、みんなに、、相談したかった…」
瀬「じゃあなんでっ」
小「もし言ったら、、瀬奈や乙葉たちに手を出すって…百合がっ、瀬奈たちだけは守りたかった…」
乙「っ…小春ごめんね、、ありがとう守ってくれて。でも今度は私たちが小春を守る」

小「本当に、、?うぅ…こんな私を?」
乙「うん」
小「私はもう人を信じれなくなったんだよ?百合のせいでっ!」
乙「いいのそれでも」
小「なんでっなんでっそんな優しいの?」

乙「小春が私を救ってくれたから。小春の笑ってる顔が私は好きよ。」
小「乙葉っ!ごめん、ひどいこと言ってうぅ…ぐすっ…」
乙「いいの」
瀬「小春つらかったよね、でももう大丈夫。私たちが守るから、」
小「瀬奈、、あり、、がと」

涼「そっか、、教えてくれてありがとな。またなんかあったら言え!聞いてやるから。泣いてもいい殴ってもいいから怒ってもいいから!」
小「涼真、、ありがと…」
蒼「おい…その百合って女どこだよ。今すぐ殺してやる…」

小「ちょっと待って蒼斗大丈夫だから…」
蒼「なぁ大丈夫じゃねえだろ。こんなに泣いて、乙葉たちを守るために抱え込んで」
小「乙葉、蒼斗どうにかして」
乙「はいはい。蒼斗、」
蒼「ぐっ…ごめんなさい…」

海「小春、もう大丈夫だ。俺はどんな小春でもいい。小春が大事だから、俺らに守られてろ」
小「海斗…ありがと!」 
海「っ…!?」
やばっ。泣いたら眠くなるの忘れてた…この状況で寝るのはやばい…抱きついてるのに…
海「小春?どうした?大丈夫?」

小「っ…う、ん、」
蒼「あっ!」
海「蒼斗どうした?」
蒼「そうだった…小春は泣いたら寝ちゃうんだよ…」
海「っ…!?」
乙「あら可愛い…」

こんな声が聞こえる中私は寝てしまった…