苦しみの裏には幸せが…

私、夜空小春は中学2年生。自分でも認めるほどのネガティブだ。そりゃさあんなことがあったんだもん。毎日が苦しくてたまらないや…でも頑張って生きてます…誰にも言えない…

海「――っ小春ーおーい」
小「あっごめん…」
海「また考え事?」
小「ん…」
海「あんま考えすぎんなよ」
小「うん…」

今話しかけて来たのは私のクラスメイト田原海斗。ネタバレになりそうだけど…彼は私にとってかけがえのない存在。今は秘密…

涼「話はいつでも聞くからな〜」
小「ん…ありがと…!」
瀬「小春〜私はいつでも小春の味方だからね!」
小「うん!」
海「ほらこんなこいつでもいい事言ってるよ〜だから小春はそのままでいいんだよ」

涼「誰がこんなこいつでもだぁ!?お〜い海斗くん?」
海「涼真が」
涼「あれれ?頭おかしくなった?」
海「なってない」
小「あははっ!ありがと」
海「やっぱ笑ってる方がいいよそっちのほうが好き…」
小「ごめん最後のほうなんて言った?」
海「別に〜気にしなくていいよ〜」

涼&瀬「へぇ〜そっかぁ」海「ん?なにか?」
涼&瀬「サーセン…」海「…」小「?」
海「なにもないよ!」
小「そっかぁなら良かった」
もう時間だ…席に戻らないと…