そんな彼女を見て目を丸くしていると、フヌーディも慌てた様子でそんな彼女を宥め始めた。
「な、なにも泣くこたないだろ!?」
「うるさい! あんたに何がわかんのよバカフヌーディ!」
「フェリ、落ち着いて!」
それまで黙って私たちを見守っていたフレージアが見かねたようにふたりの間に入った。
「姉さん……っ」
フェリーツィアは姉の顔を見るとその胸に抱きついて今度はうぅ~と声を殺して泣き始めた。
そんな妹の背中をよしよしと撫でるフレージア。
「まったく、聖女様がびっくりしてるわよ」
「だって、だって、姉さん、やっと聖女様を見つけたのに……」
「そうね。フェリはとてもよくやったわ」
そんな姉妹を見ていて、なんだかズキズキと良心が痛んだ。
はぁ、と大きな溜息をついてフヌーディが私を見た。
そこにさっきまでの剣呑さはない。
「とりあえずさ、このふたりがあんたを守るために命を張ったってことだけは覚えといてくれよな」
「……ああ」
私にはそう短く返事をすることしかできなかった。
「な、なにも泣くこたないだろ!?」
「うるさい! あんたに何がわかんのよバカフヌーディ!」
「フェリ、落ち着いて!」
それまで黙って私たちを見守っていたフレージアが見かねたようにふたりの間に入った。
「姉さん……っ」
フェリーツィアは姉の顔を見るとその胸に抱きついて今度はうぅ~と声を殺して泣き始めた。
そんな妹の背中をよしよしと撫でるフレージア。
「まったく、聖女様がびっくりしてるわよ」
「だって、だって、姉さん、やっと聖女様を見つけたのに……」
「そうね。フェリはとてもよくやったわ」
そんな姉妹を見ていて、なんだかズキズキと良心が痛んだ。
はぁ、と大きな溜息をついてフヌーディが私を見た。
そこにさっきまでの剣呑さはない。
「とりあえずさ、このふたりがあんたを守るために命を張ったってことだけは覚えといてくれよな」
「……ああ」
私にはそう短く返事をすることしかできなかった。



