そんな彼女に私はふっと苦笑する。
「あんたたちがオレを……聖女を保護する必要なんてない。これから先現れる聖女がどうかはわからないけど。少なくともオレは、守ってなんてもらわなくて平気だ」
……小さな頃から聖女を守れと言われてきた彼女たちには申し訳ないけれど。
聖女として、この村で守られながら暮らすという選択肢は私の中にない。
と、フェリーツィアがギっと凄まじい形相でフヌーディの方を睨みつけた。
「フヌーディ! あんたのせいよ!」
「いって!」
バシっと彼女に思いっきり背中を叩かれたフヌーディが悲鳴を上げる。
「あんたが酷いことばっかり言うから! 藤花に嫌われちゃったじゃない!」
「い……っ! 痛ぇって! おいっ」
「バカバカ! やっと、やっと見つけたと思ったのに~~っ!」
そして、なんとフェリーツィアは顔を真っ赤にしてわあんっとまるで子供のように泣き始めてしまった。
「あんたたちがオレを……聖女を保護する必要なんてない。これから先現れる聖女がどうかはわからないけど。少なくともオレは、守ってなんてもらわなくて平気だ」
……小さな頃から聖女を守れと言われてきた彼女たちには申し訳ないけれど。
聖女として、この村で守られながら暮らすという選択肢は私の中にない。
と、フェリーツィアがギっと凄まじい形相でフヌーディの方を睨みつけた。
「フヌーディ! あんたのせいよ!」
「いって!」
バシっと彼女に思いっきり背中を叩かれたフヌーディが悲鳴を上げる。
「あんたが酷いことばっかり言うから! 藤花に嫌われちゃったじゃない!」
「い……っ! 痛ぇって! おいっ」
「バカバカ! やっと、やっと見つけたと思ったのに~~っ!」
そして、なんとフェリーツィアは顔を真っ赤にしてわあんっとまるで子供のように泣き始めてしまった。



