心の内で歓声を上げ思わずラディスを見ると、彼は満足そうに頷いてくれた。
「もう少しだな」
「ありがとうございます!」
そして私はイェラーキの背中から辺りの景色を見回す。やっぱりこの目線の高さは気持ちが良い。
と、そのときすでに自分の馬に騎乗していたイリアスと目が合った。
驚いている様子の友人に私はちょっとだけ得意な気になってニっと笑顔を送った。
その後すぐにラディスが私の後ろに乗ってきて、皆に号令を掛けた。
「では出発する! 目的は魔女フェリーツィアの捜索と確保。相手は魔女だ。仲間もいるかもしれん。常に油断はするな!」
「はっ!」
そうして、私たち魔女捜索隊は城を出発したのだった。



