華が散るまで

萩「お待たせしました。こちらが守国町になります。」

そういって車のドアを開ける萩原

「ありがとう。」

泰「ここが守国町…ね」

「とりあえず歩こうか」


うちのシマとは全然違う。繁華街とかカタギじゃなさそうな人がいない。
名前の通り街の治安が守られてそうな町だ。

泰「守国町っていっても端の方だしな。もっと中心部まだ行こうぜ」

そう言って中心部まで来るとたまたま暴走族の溜まり場があった。

暴走族の溜まり場か
どこのチームなんだろ
なんて思ってると


?「おぉぉおい!!この程度でへばってんじゃねぇよ!お前黒狼のやつだろ?うちの奴が世話になったらしいなぁ!」


怒鳴り声が聞こえた瞬間

バコッパーンッ!
ボコッボコッ


明らかに殴ってる音が聞こえるし鉄パイプの音もする

泰斗の方をみると
泰斗も私の方をみていた


そうこなくっちゃ


「行くぞ」

泰「おう」