華が散るまで



私たちは今夜からの潜入捜査の身支度を済ませ出発しようとしてた。


「念の為ウィッグとカラコンで変装しよ。私ってバレたら面倒だし」


泰「俺もしとこ」

「ねぇ仮の名前でも作っておく?」

泰「そうだな、じゃあ俺、翔(カケル)で」

決めるの早すぎる

「じゃあ私は紅(コウ)にする」

泰「紅ね、準備できたか?」

「うん、行こうか」