「…ん、美味しい…ありがと、みーうちゃん」 「おーい!しう」 「ちっ、邪魔なのが」 「またねみうちゃん…」 「…えっ…」 男の人は誰かに呼ばれて隣に置いてあった帽子を被ってどこかに行ってしまった。 …さ、さっき頭に… 私は暑くなった顔を春風で冷やしながら家に帰った