2話
【シーン】 モンモンサークルの説明会会場
雪(モノローグ) (背も伸びたしチャラくなってるけど、やっぱり蒼太だ…う、気まずい、どうしよ)
先輩A(陽気に) 「じゃー次そっちの彼女!自己紹介よろ」
雪(慌てて立ち上がり、早口で) 「あ、はい…えっと影井雪です。そのモンモンは昔から好きで入りました…!よろしくお願いします!」
コマ割りイメージ: 蒼太が雪を驚いた目で見ているが、目が合うとすぐにフイッと目を逸らす。
雪(モノローグ) (やっぱり、まだ避けられてるんだなー…)
コマ割りイメージ: 先輩Aが、蒼太と雪を指差す。
先輩A(軽いノリで) 「じゃーテキトーに学年リーダー決めるよー。一応ね。仕事はそんなないから。じゃあモンモン好きの君と君!」
コマ割りイメージ: 蒼太と雪が指され、驚いて固まる。周囲の女子たちが不満そうにざわめく。
サークルの女子たち(小声で) (え〜私も蒼太くんとやりたかったー)
雪(心の中で絶叫) (え、蒼太と...?どうしよう...めちゃくちゃ気まずいのに...)
雪(思わず口ごもる) 「あの...私...」
蒼太、雪の言葉を遮るように、まっすぐ先輩Aを見据える。
蒼太(きっぱりと) 「わかりました。何すればいいんですか。」
先輩A(満足げに) 「えーとまず、来週、歓迎会やるから、1年の出欠とってきといて。」
コマ割りイメージ: 出欠の指示を聞きながら、雪が蒼太に話しかける。
雪(意を決したように) 「あの...蒼太!蒼太だよね...?」
蒼太(少し目を見開いてから、冷めた表情に戻り) 「...お前この大学だったんだ。久しぶり。」
雪(ぎこちなく) 「あ、うん。蒼太も...」
蒼太(話を打ち切るように) 「じゃあ女子の出欠とっといて。俺男子やるから。」
蒼太がその場を去ろうとする。雪は咄嗟にその腕を掴む。
雪(必死に) 「ちょ、ちょっと待ってよ...!私蒼太と話がしたい!」
コマ割りイメージ: (間)驚いた蒼太の顔のアップ。彼の表情には、少しの戸惑いが見える。
蒼太(ためらった後、小さく息を吐き) 「...いいよ。じゃあこの後門のところで待ってる。」
雪(安堵と喜びで、顔を輝かせて) 「...うん!」 (良かった...話聞いてくれた...!)
【シーン】 大学の門の前
コマ割りイメージ: 門の近くで、待っている蒼太。
雪(駆け寄りながら) 「蒼太、ごめん待った!?」
蒼太(冷めた目で雪を見ながら) 「待った。出欠とるだけで女子どんだけ時間かかってんの。」
雪(バツが悪そうに) 「なかなかまとめるの難しくてさ…」
コマ割りイメージ: (間)二人の間に流れる、重く気まずい沈黙。
蒼太(先に口を開く) 「で?話って何。」
雪(少し緊張した面持ちで、真っ直ぐ蒼太の目を見て) 「あ、うん。その多分私たちってずっと気まずかったというか...私今まで結構辛かった。」
蒼太(黙って、雪の言葉を聞いている。無表情。) 「...」
コマ割りイメージ: 雪が蒼太に、決意を込めた眼差しを向ける。
雪(真剣な眼差しで) 「だから、避けるとかお互いやめよう!また昔みたいに仲良くしたい!」
蒼太(少しだけ表情を緩め、どこか諦めたように) 「うん。俺も辛かったよ。それに俺が悪かった。雪にフラれてからどう関わればいいかわかんなくて。避けてた。」
雪(希望に満ちた声で) 「じゃあ...昔みたいに...」
蒼太、雪の言葉を遮るように、強い口調で。
蒼太 「でもそれは無理。」
雪(「え」と小さく息をのむ。絶望的な表情。) (え...)
蒼太(雪から視線を外し、淡々と言い放つ) 「俺もう別に雪のこと好きとかそう言うのないから仲良くはできるけど、彼女いんだ。」
コマ割りイメージ: 蒼太が言い終わった瞬間、遠くからチャラそうな女性が駆けてくる。
チャラそうな女性(明るい声で) 「蒼太〜〜まだ〜?」
女性は駆け寄ってきて、蒼太の腕に甘えるように絡みつく。
雪(蒼太と女性を見て、心の中で) (彼女ってこの人..?)
蒼太(女性に向かって、少し困ったように笑い) 「ごめんごめん、ちょっと知り合いに話があるって言われて。」
コマ割りイメージ: 雪の目の前で、蒼太が女性の顔を引き寄せ、キスをする。雪はただ、その光景を呆然と見ている。
雪の目が丸くなる。
雪(心の中で、衝撃が走る) (...は?)
蒼太(キスを終え、女性の手を引いて、雪に視線も向けず) 「じゃあ、雪、そういうことだから。じゃあな。」
蒼太と彼女が去っていく。
コマ割りイメージ: 遠ざかる二人の背中。雪は一人、その場に立ち尽くし、悔しさと怒りに震えている。
雪(モノローグ) (目の前でキスとか信じらんない!)
【シーン】 モンモンサークルの説明会会場
雪(モノローグ) (背も伸びたしチャラくなってるけど、やっぱり蒼太だ…う、気まずい、どうしよ)
先輩A(陽気に) 「じゃー次そっちの彼女!自己紹介よろ」
雪(慌てて立ち上がり、早口で) 「あ、はい…えっと影井雪です。そのモンモンは昔から好きで入りました…!よろしくお願いします!」
コマ割りイメージ: 蒼太が雪を驚いた目で見ているが、目が合うとすぐにフイッと目を逸らす。
雪(モノローグ) (やっぱり、まだ避けられてるんだなー…)
コマ割りイメージ: 先輩Aが、蒼太と雪を指差す。
先輩A(軽いノリで) 「じゃーテキトーに学年リーダー決めるよー。一応ね。仕事はそんなないから。じゃあモンモン好きの君と君!」
コマ割りイメージ: 蒼太と雪が指され、驚いて固まる。周囲の女子たちが不満そうにざわめく。
サークルの女子たち(小声で) (え〜私も蒼太くんとやりたかったー)
雪(心の中で絶叫) (え、蒼太と...?どうしよう...めちゃくちゃ気まずいのに...)
雪(思わず口ごもる) 「あの...私...」
蒼太、雪の言葉を遮るように、まっすぐ先輩Aを見据える。
蒼太(きっぱりと) 「わかりました。何すればいいんですか。」
先輩A(満足げに) 「えーとまず、来週、歓迎会やるから、1年の出欠とってきといて。」
コマ割りイメージ: 出欠の指示を聞きながら、雪が蒼太に話しかける。
雪(意を決したように) 「あの...蒼太!蒼太だよね...?」
蒼太(少し目を見開いてから、冷めた表情に戻り) 「...お前この大学だったんだ。久しぶり。」
雪(ぎこちなく) 「あ、うん。蒼太も...」
蒼太(話を打ち切るように) 「じゃあ女子の出欠とっといて。俺男子やるから。」
蒼太がその場を去ろうとする。雪は咄嗟にその腕を掴む。
雪(必死に) 「ちょ、ちょっと待ってよ...!私蒼太と話がしたい!」
コマ割りイメージ: (間)驚いた蒼太の顔のアップ。彼の表情には、少しの戸惑いが見える。
蒼太(ためらった後、小さく息を吐き) 「...いいよ。じゃあこの後門のところで待ってる。」
雪(安堵と喜びで、顔を輝かせて) 「...うん!」 (良かった...話聞いてくれた...!)
【シーン】 大学の門の前
コマ割りイメージ: 門の近くで、待っている蒼太。
雪(駆け寄りながら) 「蒼太、ごめん待った!?」
蒼太(冷めた目で雪を見ながら) 「待った。出欠とるだけで女子どんだけ時間かかってんの。」
雪(バツが悪そうに) 「なかなかまとめるの難しくてさ…」
コマ割りイメージ: (間)二人の間に流れる、重く気まずい沈黙。
蒼太(先に口を開く) 「で?話って何。」
雪(少し緊張した面持ちで、真っ直ぐ蒼太の目を見て) 「あ、うん。その多分私たちってずっと気まずかったというか...私今まで結構辛かった。」
蒼太(黙って、雪の言葉を聞いている。無表情。) 「...」
コマ割りイメージ: 雪が蒼太に、決意を込めた眼差しを向ける。
雪(真剣な眼差しで) 「だから、避けるとかお互いやめよう!また昔みたいに仲良くしたい!」
蒼太(少しだけ表情を緩め、どこか諦めたように) 「うん。俺も辛かったよ。それに俺が悪かった。雪にフラれてからどう関わればいいかわかんなくて。避けてた。」
雪(希望に満ちた声で) 「じゃあ...昔みたいに...」
蒼太、雪の言葉を遮るように、強い口調で。
蒼太 「でもそれは無理。」
雪(「え」と小さく息をのむ。絶望的な表情。) (え...)
蒼太(雪から視線を外し、淡々と言い放つ) 「俺もう別に雪のこと好きとかそう言うのないから仲良くはできるけど、彼女いんだ。」
コマ割りイメージ: 蒼太が言い終わった瞬間、遠くからチャラそうな女性が駆けてくる。
チャラそうな女性(明るい声で) 「蒼太〜〜まだ〜?」
女性は駆け寄ってきて、蒼太の腕に甘えるように絡みつく。
雪(蒼太と女性を見て、心の中で) (彼女ってこの人..?)
蒼太(女性に向かって、少し困ったように笑い) 「ごめんごめん、ちょっと知り合いに話があるって言われて。」
コマ割りイメージ: 雪の目の前で、蒼太が女性の顔を引き寄せ、キスをする。雪はただ、その光景を呆然と見ている。
雪の目が丸くなる。
雪(心の中で、衝撃が走る) (...は?)
蒼太(キスを終え、女性の手を引いて、雪に視線も向けず) 「じゃあ、雪、そういうことだから。じゃあな。」
蒼太と彼女が去っていく。
コマ割りイメージ: 遠ざかる二人の背中。雪は一人、その場に立ち尽くし、悔しさと怒りに震えている。
雪(モノローグ) (目の前でキスとか信じらんない!)



