「ふざけんな!! ぶっ殺す……っ! ぶっ殺してやる!!」 そっと剣を構える。女である私は実際に剣を使ったことがないどころか振り方さえもわからない。少しでもこれで諦めようとしてくれればいいと思っていたが、この調子では本気で殺される。 太陽を反射しながら降りかかるそれをとりあえずふせぐように構えてみる。 ——そこへ、大勢が駆けてくる音が聞こえた。 「日高様!!」 味方を引き連れてきたその男は——大壁だ。