「その、ままの……意味じゃ。皆のもの、わかったなら、返事をせんかい」 その場にいたもの全員が反射的に返事をした。 「これでこの国も安泰じゃ」 「父上?父上っ!……っ父上!!」 ——天上天皇崩御。 本人の遺言により、その位は皇太子である川津皇子ではなく、彼の生前右腕となって働いた日高皇女が継ぐこととなったのだった。