父は本当にそれで良いのだろうか。 この国の権力者として、娘がどこにも嫁がず男のように生きることは。 それほど“普通”ではないのだ。 私がこんな性格じゃなければ父も私を“普通”の娘として早々と嫁がせることができたのではないか。 魅力的な未来と申し訳なさが両立し、戦っていた雪の夜。