人は無駄な知恵をつけ
いらぬ自我を持ち
自己中心的な差しでしか
万物をみる事が出来なくなってしまった
空想の中に神を作り
幻想の仏を宿す
妄想で描きあげた都合のいい存在に
正義と名を付け
現し世に夢想を現した
身勝手で取り繕う暇も無いほどのこの世は
取り返しのつかぬほど美しく醜くなってしまった
見るに耐えない
私達の愛したどちらの世も
他ならぬ人の手によって
彼らの望むものに描き変わってしまった
魂の存在をどうして認知できよう
神仏の存在をどうして顕現できよう
知覚出来ないものをどうして誇示できよう
それが驕りであると何故気付かず
信仰しそれに名前を付け
それが全てだと信じて疑わないのか
こんな世になるのなら私達は
代などは与えなかった
代に縋りきって何も出来ないだろうと
そう思っていた
知恵を持つものが
全てを
夢想の我々のせいにし
自我を持つものが
妄想の我々を描きあげ
代に縋るものはまたその幻想に縋りついた
彼らの中だけで完成された
我々も人であるというのに
いらぬ自我を持ち
自己中心的な差しでしか
万物をみる事が出来なくなってしまった
空想の中に神を作り
幻想の仏を宿す
妄想で描きあげた都合のいい存在に
正義と名を付け
現し世に夢想を現した
身勝手で取り繕う暇も無いほどのこの世は
取り返しのつかぬほど美しく醜くなってしまった
見るに耐えない
私達の愛したどちらの世も
他ならぬ人の手によって
彼らの望むものに描き変わってしまった
魂の存在をどうして認知できよう
神仏の存在をどうして顕現できよう
知覚出来ないものをどうして誇示できよう
それが驕りであると何故気付かず
信仰しそれに名前を付け
それが全てだと信じて疑わないのか
こんな世になるのなら私達は
代などは与えなかった
代に縋りきって何も出来ないだろうと
そう思っていた
知恵を持つものが
全てを
夢想の我々のせいにし
自我を持つものが
妄想の我々を描きあげ
代に縋るものはまたその幻想に縋りついた
彼らの中だけで完成された
我々も人であるというのに


