「 ぁ、っ……、…な、に、これ… 」
なけなしの声で必死に発した言葉だが、彼はまるでそれが届いていないかのように、首筋に舌を這わせる。ちゅ、ちゅ、と軽いリップ音が鳴るたびに、体は必死に快感を拾い、腰は更なる快楽を求めるように反り、唇からは甘く媚びた声が出た。
えろいね、と息を吐き言った彼は、服の上から俺の乳首に手を伸ばす。
そんなところ、触ったこともないから、気持ちよくなるはずがない。そう思ったのに、彼の美しい指先がそこを掠めると、大きな愉悦が腰に走る。またビク、と腰が揺れ「なんで」と目を見開いても、彼は微笑むだけで、それが更に快楽を増幅させる。
最初は掠めるだけだったその指の動きが、段々と激しい動きに変わり、それに比例して自身の淫らな声も徐々に大きく体内に響くようになっていた。とうとう羞恥心が限界に達し、顔を覆おうとしたけれど、いつの間にか手は後頭部辺りで縛られていて身動きが取れない。
そうして何度目かの絶頂を迎えたとき、ふいに彼の指先が、股間をカリッと詰る。
「 ほら見て、ガッチガチ。きもちいいねぇ。」
いつの間にか纏っていた服は剝ぎ取られていたようで、露わになっている屹立がゆらゆらと弄ばれる。__おかしい…おかしい、いつも棗を想ってひとりでするときより、圧倒的に気持ちいい、なんで…っ
あまりに強い快楽の連続に、おかしい、なんかへん、と泣き喘ぐ俺を尻目に、天海さんはその手の動きをゆるめる気はちっともなさそうなようすで、その口許には優美な微笑みを浮かべている。
「 あまみさ、ぁ…ん、…は…っむり、…む、り…っ、」
「 ん?むりじゃないよ、梓。大丈夫だよ…一回、イっちゃおうか。」
必死に体が限界だと訴えかけるも、そんな口先だけの慰めと共にゆるやかな手の動きが一気に早まる。口端から涎と高い声が出て、自分でも何を言っているかわからない。この甘く媚びた声が自分のものだとは、だれも信じたくはないだろう。
なけなしの声で必死に発した言葉だが、彼はまるでそれが届いていないかのように、首筋に舌を這わせる。ちゅ、ちゅ、と軽いリップ音が鳴るたびに、体は必死に快感を拾い、腰は更なる快楽を求めるように反り、唇からは甘く媚びた声が出た。
えろいね、と息を吐き言った彼は、服の上から俺の乳首に手を伸ばす。
そんなところ、触ったこともないから、気持ちよくなるはずがない。そう思ったのに、彼の美しい指先がそこを掠めると、大きな愉悦が腰に走る。またビク、と腰が揺れ「なんで」と目を見開いても、彼は微笑むだけで、それが更に快楽を増幅させる。
最初は掠めるだけだったその指の動きが、段々と激しい動きに変わり、それに比例して自身の淫らな声も徐々に大きく体内に響くようになっていた。とうとう羞恥心が限界に達し、顔を覆おうとしたけれど、いつの間にか手は後頭部辺りで縛られていて身動きが取れない。
そうして何度目かの絶頂を迎えたとき、ふいに彼の指先が、股間をカリッと詰る。
「 ほら見て、ガッチガチ。きもちいいねぇ。」
いつの間にか纏っていた服は剝ぎ取られていたようで、露わになっている屹立がゆらゆらと弄ばれる。__おかしい…おかしい、いつも棗を想ってひとりでするときより、圧倒的に気持ちいい、なんで…っ
あまりに強い快楽の連続に、おかしい、なんかへん、と泣き喘ぐ俺を尻目に、天海さんはその手の動きをゆるめる気はちっともなさそうなようすで、その口許には優美な微笑みを浮かべている。
「 あまみさ、ぁ…ん、…は…っむり、…む、り…っ、」
「 ん?むりじゃないよ、梓。大丈夫だよ…一回、イっちゃおうか。」
必死に体が限界だと訴えかけるも、そんな口先だけの慰めと共にゆるやかな手の動きが一気に早まる。口端から涎と高い声が出て、自分でも何を言っているかわからない。この甘く媚びた声が自分のものだとは、だれも信じたくはないだろう。
