「そうですか…」
明らかに気落ちしたのは分かるけど深く関わるのは良くない。
彼から目を逸らしてパソコンに記録しながら距離を保つようにした。
「あいつのせいで…お前も…」
ーー⁉
「んん!ググッ‼」
後ろから口を抑えられて耳元で呪文のように生暖かい息を吹き掛けられる。
余りの恐怖で震えて声が出ない。
(なに?!なんで?!)
少々暴れても女の力で叶うわけない!
ガタッとデスクの一輪挿しが倒れてもパソコンが落ちてもこんな地下に誰も来るわけがない。
(…陽翔を帰さなければ)
「やめて!!」と言いたくても口を抑えられシャツの隙間から男の手が滑り込んでくる。
気持ち悪い‼
こんなやつに好きにされるなんて‼
「いっ、てーな!!!!」
押えられてた指を動かせる範囲でおもいっきり噛むと怯んだ男の手は緩み私は床に倒された。
「こんなにお前を好きなのに!お前は!お前は」
常軌を逸した視線が私を捉えて息が首元にかかる
(…た…たすけて)
大きく叫びたくて声にならない。
もう終わり。
明らかに気落ちしたのは分かるけど深く関わるのは良くない。
彼から目を逸らしてパソコンに記録しながら距離を保つようにした。
「あいつのせいで…お前も…」
ーー⁉
「んん!ググッ‼」
後ろから口を抑えられて耳元で呪文のように生暖かい息を吹き掛けられる。
余りの恐怖で震えて声が出ない。
(なに?!なんで?!)
少々暴れても女の力で叶うわけない!
ガタッとデスクの一輪挿しが倒れてもパソコンが落ちてもこんな地下に誰も来るわけがない。
(…陽翔を帰さなければ)
「やめて!!」と言いたくても口を抑えられシャツの隙間から男の手が滑り込んでくる。
気持ち悪い‼
こんなやつに好きにされるなんて‼
「いっ、てーな!!!!」
押えられてた指を動かせる範囲でおもいっきり噛むと怯んだ男の手は緩み私は床に倒された。
「こんなにお前を好きなのに!お前は!お前は」
常軌を逸した視線が私を捉えて息が首元にかかる
(…た…たすけて)
大きく叫びたくて声にならない。
もう終わり。



