闇色の花




「…ゆ、舞冬!」


「ん?」


「俺ん家着いたよ?

早く入れよ笑」


「おじゃましま…って、えっ!?」


「聞いてなかったのかよ笑

まぁ、
誰もいないからあんま気引き締めなくていいよ」


他の人の家に行ったのも数年前に怜華の家に行ったっきりだ。


緊張する…


特にすることもなく無言が続いていた時、

爽がはなしかけてきた。