放課後の柊真くんは甘々で意地悪

それから、練習を再開して一時間ほど過ぎた。


オレンジの夕日がやわらかく教室を照らしている。



「もう終わりにする? もうすぐ下校時間だし」


「そうですね。このへんで終わりにしましょうか」



そう言ってから、私は水筒を取りに行こうとしたんだけど、

「きゃっ!」


コードが足に引っかかってしまって、倒れる!っと思い目をつぶった。


でも、想像していた衝撃はこなくて。



ゆっくり目を開けると、目の前に柊真くんがいた。