爽やかな青空に太陽が降り注ぐ7月。
私、ひまりは文化祭で発表するための合唱練習をすることになったんだ。
ペアで合唱をするんだけど、その相手はなんと、王子様と呼ばれているぐらいイケメンな柊真先輩!
男の子とはあまり喋らないから、ペアを組むのって緊張しちゃうけど、うまく練習できるかな……?
少し不安に思いながら、私は音楽室で柊真先輩のことを待っていると。
「ひまりだよね?」
音楽室のドアがガラッと空いて、柊真先輩が入ってきた。
噂でかっこいいとは聞いていたけど、生でみると本当に想像の何倍もかっこいい。
少し切れ長の瞳に、黒髪がよく似合っていて。
すべてのパーツが完璧な位置にあって、王子様と呼ばれている理由がよくわかる。
「あっ、はい! ひまりです。柊真先輩ですよね?」
「うん。よろしくね〜。あと、柊真先輩じゃなくて、柊真って呼んでほしいな」
「えっ、と、先輩なので難しいです……」
流石に先輩をいきなり呼び捨てで呼べないよ。
私、ひまりは文化祭で発表するための合唱練習をすることになったんだ。
ペアで合唱をするんだけど、その相手はなんと、王子様と呼ばれているぐらいイケメンな柊真先輩!
男の子とはあまり喋らないから、ペアを組むのって緊張しちゃうけど、うまく練習できるかな……?
少し不安に思いながら、私は音楽室で柊真先輩のことを待っていると。
「ひまりだよね?」
音楽室のドアがガラッと空いて、柊真先輩が入ってきた。
噂でかっこいいとは聞いていたけど、生でみると本当に想像の何倍もかっこいい。
少し切れ長の瞳に、黒髪がよく似合っていて。
すべてのパーツが完璧な位置にあって、王子様と呼ばれている理由がよくわかる。
「あっ、はい! ひまりです。柊真先輩ですよね?」
「うん。よろしくね〜。あと、柊真先輩じゃなくて、柊真って呼んでほしいな」
「えっ、と、先輩なので難しいです……」
流石に先輩をいきなり呼び捨てで呼べないよ。
