「そういうものなのかしら?でも、翼はそんな気配ないけれど⋯⋯」
「やーね!翼くんみたいなタイプは、お母さんにあけすけに下ネタ話す子じゃないだろうし、それこそ、こっそり持ってるタイプでしょう。うちの次男が、まさにそうだったもの」
「ふうん⋯⋯大ちゃんは?」
大ちゃんというのは、小学校時代の翼の親友。
「今のところ見つかってないけど、時間の問題だと思ってるわ。とにかく、気にしちゃダメダメ!」
肝っ玉母ちゃんといった雰囲気の彼女が、あはは!と豪快に笑っていたのをよく覚えている。
「大丈夫⋯⋯!先輩ママ友の助言を覚えているし、絶対に動揺なんてしないんだから」
私は、幼稚園から大学までずっと男女別学で育ったので、男の子という生き物をよく知らないまま大人になった。
何しろ、私の実家は、先祖代々、自由恋愛に否定的だったから。
「やーね!翼くんみたいなタイプは、お母さんにあけすけに下ネタ話す子じゃないだろうし、それこそ、こっそり持ってるタイプでしょう。うちの次男が、まさにそうだったもの」
「ふうん⋯⋯大ちゃんは?」
大ちゃんというのは、小学校時代の翼の親友。
「今のところ見つかってないけど、時間の問題だと思ってるわ。とにかく、気にしちゃダメダメ!」
肝っ玉母ちゃんといった雰囲気の彼女が、あはは!と豪快に笑っていたのをよく覚えている。
「大丈夫⋯⋯!先輩ママ友の助言を覚えているし、絶対に動揺なんてしないんだから」
私は、幼稚園から大学までずっと男女別学で育ったので、男の子という生き物をよく知らないまま大人になった。
何しろ、私の実家は、先祖代々、自由恋愛に否定的だったから。



